7月号
この度は警報が発令され、4日間という長い休校となりました。 保護者の皆様には適切な対応をしていただき、ありがとうございました。 すでにお知らせしたように授業時間確保のため、夏休みを早めに終えることになります。 皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご協力をお願いいたします。今後、気象警報に関するマニュアルを 見直していく必要があると考えています。 2年生が毎朝、自分のきゅうりやピーマン、ミニトマトに水をあげて大切に育ててきました。 今はすっかり成長していますが、どの子も初めての収穫を心待ちにしていました。 ある朝、女の子が、にこにこ笑顔で 「私のミニトマトが、赤くなったよ。」 両手をそっと開いて見せてくれました。真っ赤に熟れたミニトマトが一つ、その女の子の笑顔のように 両手に収まっていました。 「今日ね、うちで食べるの。家族4人で分けて食べるの。」 きっと最高の味のミニトマトになることでしょう。 朝からほのぼのと気持ちのよいスタートを切ることができました。 「自分の大切なものを大切な人と共有したい。子どもはいつも共に喜び、 共に悲しんでくれる人を求めているのだな。」 と改めて感じさせられました。 7月6・7・8日、5年生が二泊三日で、野外活動に行ってきました。 まるで、5年生のためのような梅雨の晴れ間で、暑いくらいの良いお天気に恵まれ、 全ての活動を行うことができました。自分たちでカレーライスを作ったり、ベッドメイキングをしたり、 何から何まで、自分たちの力でやらなくてはなりません。初めて家族と離れ、 三日間を過ごす子どもたちもいたのではないでしょうか。ある男の子は野外炊飯のとき、 自分たちで作ったカレーを食べて、 「家の人が作ったカレーがすごくおいしい。ありがたみが分かったよ。家に帰ったら一番に言おう。」 と話していたと聞きました。 離れてみて初めて想う家族の大切さ。様々な経験を通して子どもたちの心が育っているのだと感じます。 5・6年生の英語の時間に、ALTの先生が指導にきてくださることになりました。 先生は、オーストラリア出身で190pの長身です。 6年生の子どもたちはきらきらと目を輝かせて学習していました。 年間9回という限られた回数ですが、楽しみです。 いよいよ子どもたちが楽しみにしている夏休みです。子どもたちは、学校生活を通して、 心も体も成長しています。夏休みの間、家の仕事を一緒にするなど家庭で過ごす時間は、 子どもにとって大きな生きる力となります。長い夏休み、どうぞお元気でお過ごし下さい。 |